
https://youtu.be/7MozXkvWowQ
カードのコントロール1つ取っても、基本的には行わない、というスタンスですから
実は考案に関しては非常に難しいことになります。
特にカードを当てる、という現象にたいしては非常に大きな障害になるものですが
今回の冊子ではカード当ての作品も入っています。
テクニックを極力排除しつつ、本格的なカードマジックを楽しんでもらえるものに
なっていると思います。
・3・2・1・エース
庄司タカヒトの作品。
トランプを4つの山に分けてもらいトップカードをめくると
全てのAが(エース)そろっている現象です。
・ 1・2・3・ダー
こちらは、庄司&はやふみの2人で仕上げた作品です。
基本的にはカード当てですが、アントニオ猪木の掛け声を利用してのカード当て!
演出に気を取られてしまうのですが、実際には非常に合理的に
考えられたトリックであり最後に全く証拠が残らないという手順です。
・アブラカダブラ
はやふみによるピークにこだわった作品です。
いかにして相手のカードを気付かれずに知るかここをテーマに
少しシュールなマジックに仕上げました。
不意に不思議を起こすことになり、観客は驚くことでしょう。
・10カード・リセット
岡野将太の作品です。
ぐちゃぐちゃに混ぜた10枚のカードが
おまじないをかけると奇妙な形でそろっています。
最後までオチが読めない少し変わった雰囲気のマジックになっています。
・予言のポーカーハンド
庄司氏の最近の作品になります。
野島伸幸氏の作品に触発されて庄司氏なり取り組んだ作品です。
観客のセレクトで演者と観客に5枚のカードが配られます。
それにもかかわらず双方の役が予言されているのです。
1組のカードがあれば一切の準備無しでこの現象を可能にしています。
・トリプルフック
庄司&はやふみ氏が時間をかけて作ったマジックです。
セルフワーキングではありますが、一級のメンタルマジックに仕上がっています。
マーク&数字&枚数目をズバリ予想するスタイルは
面白い原理が巧みに組み合わさっています。
少しの準備だけでかなり豪華なメンタルマジックに映ります。
セット、手順もかなり覚え易く両氏のこだわりを感じます。